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SHOGENISM

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男の旅
高校生の頃、足繁く通った映画館で『THE MOTORCYCLE DIARIES』を観に行った。キューバの革命家チェ・ゲバラの若かりし頃のストーリー。医大生のエルネスト(ゲバラ)は大学を休学し、親友のアルベルトとバイクで南米を一周する旅に出る。前半部分はアルゼンチン→チリ→ペルー・・・と南米の美しい風景と共に二人の滑稽な旅が描かれていて、僕の中の放浪癖が疼きだした。エルネストは道中、職に溢れ貧困に喘ぐ移民や地元の人たちと触れ合う内に、後に指導者となる信条を自分の内に形成していく。後半ではサン・パブロのハンセン病患者の収容所で働くことになった二人。無鉄砲で規律を破りながらも、自分の信念に忠実に生きるエルネストが魅力的だった。

一人旅も自由気ままでいいが、気の合う友人との旅はまた違った素晴らしさがある。同じ風景を見ても感じ方が異なるからまた別の発見に気付かせてくれるし、旅から帰った後も思い出話だけで酒が何杯でも飲める。お互いのいい所悪い所も見えてきて、それでもまた一緒に旅がしたいと思える相手は本当に気が合うのだと思う。

仰々しくなくシンプルに二人の心の旅が感じられるいい作品だった。


| - | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |









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